「デジタルマーケティング×技術力」で、企業と消費者を直接つなげる【ユニークビジョン様インタビュー】


ユニークビジョン様インタビュー

多くの人がソーシャルメディアとスマートフォンを活用するようになり、企業と消費者との関わり方も変化してきている。「デジタルマーケティング×技術力」で企業と消費者とのコミュニケーションを支えるユニークビジョン株式会社 代表取締役の白土` 良之様(以下、敬称略)に、同社のサービス、今後の展開について、お話をうかがった。

企業のソーシャルメディア活用を戦略立案から運用支援までトータルでサポート

椎葉:先日(2015年4月3日)、企業がオウンドメディアとして活用できるクラウド型キュレーションアプリ「Beluga Apps」の一般販売を開始されたというニュースを興味深く拝見しました。後ほど詳しく聞かせていただきたいのですが、その前に、御社の事業の全体像について教えていただけますか。

白土`:「企業が消費者と直接つながる仕組みを提供する」ということをテーマに事業を展開しています。企業のオウンドメディアとしてのアプリ開発の他にも、システム構築、ソーシャルメディアの活用コンサルティング、クラウドサービスの提供などを行っています。企業と消費者とのコミュニケーションを、ビジネスと技術の両面からお手伝いできればと考えています。

ユニークビジョン 代表取締役 白土` 良之様
ユニークビジョン 代表取締役 白土` 良之様

椎葉:企業と消費者とをつなげるひとつの手段として、ソーシャルメディアの活用を支援されているのですね。

白土`:はい。ソーシャルメディアの活用コンサルティングでは、戦略策定から運用支援、キャンペーンツールの提供を行っています。活用コンサルティングの他にも、ソーシャルメディア統合管理ツール「Beluga」を提供しています。Belugaは、企業のTwitter/Facebookアカウントを一元管理できるツールで、「投稿管理」から「分析・効果測定」「評判測定」まで、企業のソーシャルメディアの運用をサポートするサービスです。

椎葉:企業のソーシャルアカウント運用では、スピードやタイミングと、コミュニケーションの適切さという、ある意味、相反する部分のあるものを両立する必要があります。そのためには組織内での情報共有の仕組みや承認プロセスなどを整備した上で運用を行うことが重要になってくるかと思いますが、やはりこの部分のサポートも求められますか?

白土`:そうですね。現在、多くの企業がTwitter、Facebook共に複数のアカウントを持っていて、それぞれ担当者、承認者が違うために、運用が非常に煩雑になっている場合があると思います。Belugaの投稿管理機能を使うと、そういった承認ルートの整備や、複数アカウントの投稿予定を一覧で見ることが可能です。最近、小売業やサービス業で、全国の店舗ごとにアカウントをつくっている企業も数多くあるのですが、そういったアカウントを本部で一括管理できるのはとても便利だと好評です。

Beluga上での投稿管理の流れ
Beluga上での投稿管理の流れ

椎葉:ソーシャルメディアでは、アカウントの役割に応じて「今」「その場」に合ったこと、起こっていることを発信するのがとても大切だと思います。例えば、発信する内容は全国の各店舗にある程度任せておいて、本社にいる責任者が最終確認をできるというのはとても便利ですね。

白土`:ときどき、向こう1ヶ月の投稿内容をあらかじめ決めて運用している企業もありますが、そういった場合、発信するそのときになってみて発信すべき内容が違った、ということが起こりえます。こういったツールを使うことで運用負荷が軽減されると同時に、企業が本来ポテンシャルとして持っているはずのコミュニケーション力を最大限に引き出せればいいなと思っています。

椎葉:Twitter、Facebookに続いて、Instagramのアカウントを持つ企業もかなり増えていますよね。

白土`:はい。Instagramに関しても2015年4月から対応しています。自社だけではなく他社アカウントの分析もできますので、より高度な競合分析が可能です。ちなみに、弊社で運営している「Belugaポータル」は、ソーシャルメディアの活用情報を発信しているサイトで、どなたでも無料で使えます。企業ごとのFacebookアカウントの運営状況や人気記事ランキングなどもご覧になれますので、企業の担当者の方には、ぜひ活用していただければと思っています。

ますます重要度が高まるオウンドメディア

椎葉:このようにソーシャルメディアの活用について多面的にサポートしてくれるサービスがあると、徹底的に使ってみたくなりますね。

スペースシップ代表 椎葉 宏
スペースシップ代表
椎葉 宏

白土`:わくわくしますよね。ただ、ソーシャルメディア、特に最近はFacebookに関しては、ユーザーへのリーチが制限されているように感じます。コアなファンにはすべての情報を届けて、自社の世界観を存分に味わっていただきたいのに、プラットフォーム側の一存で制御されてしまいます。

椎葉:プラットフォームとしてよい部分ももちろんありますが、そういった点では自由度が低い印象ですよね。

白土`:いくらファンを増やしても、そういったプラットフォーム上での情報発信は、どうしてもプラットフォーム側の意図との掛け算になってしまいます。では広告はどうなんだ、と目を向けると、やはり広告のリーチも下がってきていますよね。従来の広告ですとユーザーはなかなか見てくれない、というところから、ネイティブアドが出現しましたが、ネイティブアドは出稿先のサイトの世界観が強く出てしまいます。やはりここでも、プラットフォーム側に制御されてしまうんです。

椎葉:そうなると、自社の世界観を出したい、という点ではなかなか難しいですね。

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オウンドメディアの重要性

白土`:コアなファンに向けて、自社の発信する情報を100%届けたいとなると、最適なのは、やはりオウンドメディアだと思っています。オウンドメディアも形態はさまざまですが、弊社で提供している「Beluga Apps」は、オウンドメディアを構築できるサービスです。

オウンドメディアを驚くほど低コスト、短期間で構築

椎葉:Beluga Appsでは、具体的に何ができるのでしょうか。

白土`:企業が情報を発信するためのキュレーションアプリを、短期間、低価格で構築することができます。アプリの骨組みは決まっていて、あとはカスタマイズしていくだけなので、早ければ5日程度でアプリが構築できます。iPhone、Android共にネイティブアプリで提供されますが、iPhoneアプリの場合はAppleへの申請が必要なので、構築期間とは別に申請期間が必要です。

いくつか特徴がありますが、まずUIの部分では、タイムラインを採用しています。Twitterから始まったタイムラインは、いまや本当にたくさんのサービスに採用されていますよね。タイムラインは、こまごまとしたコンテンツを、それぞれのユーザーに必要なものを最適な順番で見せていくという点では非常に優れていると思っています。これまでの企業サイトは、古いコンテンツはユーザー自身が積極的にサイトを回遊しなければ目に触れないことも多かったのですが、フロー化して必要に応じてタイムラインに出していくことで、ストックコンテンツも生かすことができます。

顧客の興味に合わせた情報を提供する
顧客の興味に合わせた情報を提供する

椎葉:タイムラインはシンプルであるからこそ、発信する側でユーザーに合わせて情報を取捨選択する必要があるということですよね。

白土`:Beluga Appsで構築したアプリでは、ユーザーが最初に興味があることを選べるので、それに合わせて情報を配信することができます。興味があることを選ぶ、といってもとても簡単で、初回にアプリを立ち上げた際に、興味のあるカテゴリと、お住まいの地域を選ぶだけです。現在はこの属性情報をもとに発信するものを取捨選択していますが、今後ユーザーごとの行動履歴が蓄積してくると、より精度の高い情報のマッチングが可能です。収集した行動履歴はDMPに収集して、マーケティングプラットフォームとしてご活用いただけます。

椎葉:アプリをダウンロードしている時点で自社のコアなファンだと考えられるので、非常に貴重なデータが収集できますね。

もっとつながる、広がる仕組みを世の中に

椎葉:Beluga Appsは、今後、企業によっていろいろな使い方が出てきそうでしょうか。

白土`:そうですね。現在はプッシュ通知やソーシャル拡散等の機能を搭載していますが、今後はもう少しコミュニケーション系の機能を増やしていきたいと思っています。構築していただいたメディアが、ただ単に情報を出していくだけのものではなく、企業とユーザーがつながっていくとか、ユーザー同士で盛り上がるとか、ユーザーが情報を広げていくとか、そういったいわゆるブランドコミュニティとして機能するよう、育てていきたいですね。企業がユーザーと長期的に深い関係性を持てるようになるといいと考えています。

椎葉:メディアとの関わり方がどんどん変化していくなかで、企業が一方的に発信するのではなく、ユーザーにいかに参加してもらうか、というのは今後とても重要になってきそうですね。これからも、わくわくする仕掛けを楽しみにしています!本日はありがとうございました。

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ユニークビジョン株式会社

【事業内容】
インターネットメディア事業
インターネット広告代理事業
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インターネット、WEBにおける企画開発
情報システムに関する販売・保守
コンピュータサイエンス分野の研究開発
情報処理に関するコンサルティング及び管理


インタビューアー:椎葉 宏、執筆:坂田 昌代、撮影:北村 健

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