3つのデジタルマーケティングサービスを武器に、時代の最先端へ【フィードフォース様インタビュー】


フィードフォース様インタビュー

増え続けるプラットフォームと変化するユーザー接点にいち早く対応し、時代に求められるサービスを次々にリリースしている株式会社フィードフォース。同社が提供する3つのデジタルマーケティングサービスについて、代表取締役の塚田 耕司様、セールスチームの川田 智明様、マーケティングチームの深谷 直様(以下、敬称略)にお話をうかがった。

プラットフォームをうまく活用したマーケティングサービス

椎葉:最近、また新しいサービスをリリースされましたね。いま展開されているサービスについて教えていただけますか。

塚田:はい。現在、弊社のサービスの柱となっているのは、「ソーシャルPLUS」「DF PLUS」「Feedmatic」の3つです。もともと「ソーシャルPLUS」と「DF PLUS」は、違うニーズを満たすためのものだったので、2つが交わることはあまりなかったのですが、「Feedmatic」をリリースしたことで、3つのサービスがすべてつながったと感じています。

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フィードフォース 代表取締役
塚田 耕司様

椎葉:iPhoneにしろFacebookにしろ、特定のプラットフォーム上でサービスを開発すると、プラットフォームの仕様変更や弱体化に影響される場合がありますよね。

塚田:そうですね。ただ、いまの時点ではどこのプラットフォームにも依存しない形でサービスを立ち上げること自体が不可能に近いと思っています。ですので、流行り廃りや仕様変更は当然起こるものという前提で、どうリスクヘッジしていくかが大事だと考えています。

サービスごとにベースのプラットフォームが異なっていれば、一気に崩れることはありませんし、意識的にそういう作り方をしています。うまいやり方だなと思うのはLINE様で、最初はAppleの経済圏の中で伸びてきましたが、徐々に依存度を下げて、いまや自分たち自身がプラットフォームになっていますよね。サービスを作るとき、そのあたりを見据えて設計することが必要なのかなと思います。

椎葉:なるほど。では、各サービスについて、順にお聞かせいただければと思います。まず、「ソーシャルPLUS」についてお願いします。

サイトのソーシャル化は、売上に直結する

深谷:「ソーシャルPLUS」は、サイトのソーシャル化に必要な基本機能を提供するサービスです。ECサイトや、メーカーのオウンドメディアにご導入をいただいています。具体的に説明した方がわかりやすいかと思うので、GDO様の導入事例についてお話ししますね。GDO様には、新規会員登録時にソーシャルネットワークサービスのアカウントでもログイン可能にする仕組みをご活用いただいています。ログインを簡易化することで新規会員登録のCVRがアップしており、特にスマートフォンのCVRが伸びています。この結果についてはGDO様からも非常に評価をいただいています。

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フィードフォース 深谷 直様

椎葉:新規会員登録時にさまざまな情報を入力するのに比べて、ソーシャルメディアのアカウントでログインできるというのは、ユーザーにとってもメリットがありますね。

深谷:GDO様はECサイトも運営されていますが、ソーシャルログインで簡単に登録して購入できるというフローに設計することで、新規ユーザーの獲得はもちろん、ソーシャルログイン経由でご購入いただく頻度も上がっています。

椎葉:売上への貢献も大きいんですね。GDOのユーザーは、FacebookやTwitterのアカウントを持っている人が多いのでしょうか。

塚田:最近発表したおもしろいデータがあるのですが、ソーシャルログインの利用率を見ると、日本国内ではYahoo! IDが56%ものシェアになっています。

国内のソーシャルログイン利用率
国内のソーシャルログイン利用率

椎葉:そうなんですね。ソーシャルログインというと、Facebook、Twitterというイメージを持っていたのですが、実はもっとも使用されているのはYahoo! IDだったんですね。

塚田:はい。国内では、ユーザーが多い楽天IDも連携できるようにしています。Yahoo! 様にご協力をいただき、ユーザーからもパーミッションをもらった上で、初回ログイン時にユーザーの住所を取得できるようにしています。ECサイトの登録時に面倒な住所登録をしなくてよいのは大きいので、ユーザー様にもとても好評です。

深谷:Yahoo! だと「Yahoo! ウォレット」、楽天だと「楽天ID決済」、と、決済回りまで連携できるので便利です。もちろんポイントも貯まります。

椎葉:ポイントや決済サービスは、ユーザーもすでに利用しているものがありますから、それをIDで連携して使用できるというのはとても便利ですし、売上のアップにつながりそうですね。

深谷:以前は、利便性が上がるということで「ソーシャルPLUS」をご提案していたのですが、最近は、売上に直結します、というご提案をできるようになりました。Yahoo! 様では広告の最適化を進める流れもあり、今後ますます拡張性のあることができるようになると思います。ソーシャルログインに関しては、弊社は国内最大級のノウハウが蓄積されていますので、そこを強みに展開しています。

椎葉:Yahoo! IDのお話には驚きました。「ソーシャルPLUS」を導入することを前提に、ECサイトを設計したくなってしまいます(笑)。では、次は「DF PLUS」についてお聞かせください。

フィードと広告運用のチューニングでパフォーマンスを最大化

川田:「DF PLUS」は、従来のSEOやリスティングとは視点を変えて、ここ数年、日本でも盛り上がっているデータフィードを使った新しいご提案、というのがコンセプトです。クライアントから商品データをいただき、各広告媒体の仕様に合わせて、売上のパフォーマンスにつながるようなデータの最適化を行っています。20社以上の広告媒体に対応しておりますが、弊社はCriteoさんとGoogleさんとは密に連携させていただいているので、そのあたりも強みです。

集客施策の現状
集客施策の現状

川田:具体例として某ファッション通販企業様のプロジェクトのお話をしたいと思います。某ファッション通販企業様は、もともと自社でデータフィードを作成してGoogleに送っていました。しかし、Googleは仕様変更が多く、アップデートも突然あるため対応が難しいことがありました。より広告の効果を高めていきたいというご希望もあり、データフィードの作成を弊社に切り替えていただきました。Googleの場合、商品タイトルが非常に重要です。当初、シンプルに商品名のみが入っている状態だったのですが、ブランド名、色、サイズ等、いわゆるテールのキーワードを含めたタイトルにすることで、導入前後の3ヶ月を比較して、トラフィックが3倍、CVRが2倍になりました。

椎葉:すごい効果ですね! やはり、導入はEC業界や小売業界が中心ですか?

川田: 2013年まではEC業界、小売業界がメインでした。2014年以降は、これまでEC業界しか利用できなかったGoogle動的リマーケティングが全業種に向けてローンチされたこともあり、人材業界、不動産業界、旅行業界にも拡がってきています。

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フィードフォース 川田 智明様

椎葉:個別のマッチングが重要な業界が多いですね。何の検索に対して何を出すか、というのが大事になってくるので、「DF PLUS」との相性が良いのでしょうか。

川田:はい、弊社ですと、ここ数か月ほどで人材業界の導入が特に増えています。某大手求人情報サイトを運営するお客様の事例をお話ししますね。このお客様は新たな集客媒体として求人ポータルサイトに求人情報を掲載しています。この求人ポータルサイトの求人掲載方法は、媒体側のクローラーによって、各求人情報サイトから情報を取得してくるものだったのですが、より広告効果の効率をあげるために、データフィードを活用した方法に切り替えました。その結果、この求人ポータルサイト経由での求人応募件数が、1週間で3倍ほどになりました。

椎葉:すごいインパクトですね!

川田:はい。このお客様には、効果数値を共有しながらデータを調整するなど、かなりご協力をいただいているからこその結果でもあります。求人ポータルサイトは、いま人材業界では非常に存在感が大きいですよね。そこに対応したことで、データ最適化のご相談が非常に多くなっています。ただし、フィード広告では、データのチューニングと同時に、広告運用のチューニングもセットで行うことが必要になります。

椎葉:数字を見て、調整しながら運用する、というのは結構難しいですよね。

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スペースシップ代表 椎葉 宏

川田:はい。データフィード構築をできるのなら、広告運用もお任せできませんか? というご相談をいただくケースも増えてきています。

塚田:今後は、より広告の効果を上げていくべく、データフィードを最適化しつつ、各媒体ごとのパフォーマンスを上げるためのヒント、メソッド等を含めたご提案をしていきたいと考えています。

椎葉:最後にリリースされたのが「Feedmatic」ですね。

塚田:はい、2014年11月にリリースしました。「Feedmatic」は、Facebookのニュースフィードに「マルチプロダクト」形式で動的リターゲティング広告を配信するサービスです。従来のリターゲティング広告では難しかった、クロスデバイスでのリターゲティングが可能になるのが特徴です。こちらはまだリリースしたばかりですので、効果についてはこれから、というところです。

Feedmaticによる動的リターゲティング広告
Feedmaticによる動的リターゲティング広告

椎葉:それは成果が楽しみですね。有力プラットフォームやユーザー接点が目まぐるしく変化する中で、フィードフォースさんからテクノロジーをベースにした新たなサービスが次々に出てくるのを楽しみにしております。本日はどうもありがとうございました。

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株式会社フィードフォース

【事業内容】
デジタルマーケティング支援事業
・デジタルマーケティングサービスの提供
-ソーシャルメディアマーケティングサービス「ソーシャル PLUS」の提供
-データフィードサービス「DF PLUS」の提供
-Facebook広告配信プラットフォーム「Feedmatic」の提供
-インターネット上でのマーケティングコンサルティング
・自社メディアの企画・運営


インタビューアー:椎葉 宏、執筆:坂田 昌代、撮影:北村 健

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